会山行紀行文 2021年
9/13(月)
晴れ
(あまかざりやま)
雨飾山

1963m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−58  グレード:B  27名
 担当リーダー 2070 S/F (男性10名・女性17名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅(5:00)=糸魚川IC=雨飾高原キャンプ場(8:20-8:30)…荒菅沢(10:05)…笹平(11:15-11:30)…山頂(12:05-12:50)…往路…キャンプ場(15:45-16:00)=往路=新潟駅(19:25)
≪紀行文≫
〜〜〜360度の大展望に疲れも吹っ飛ぶ〜〜〜
 ここ数回担当する会山行は尽く、不安定な天気に翻弄されて来たが、今回は数日前から安心して天気予報を見ていた。

 まだ薄暗い新潟を出発し高速を西に進むにつれ怪しげな雲行き、そしてついに小雨…。そんな馬鹿なと内心思いつつ登山口の小谷のキャンプ場駐車場に着くと雲は高くなり青空も出てきた。駐車場には既に多くの車、しかし登山者は居ない、この時間8:30では遅いのだろうか。

 今回のメンバーは山歩きの慣れた方々で、夫々速やかに登山準備を整えてくれた。

 登山届を提出し出発。しばらくはイワナが泳ぐ綺麗な沢道に沿って穏やかな登山道を歩く、ウォームアップに丁度いい。
 今回歩いたコース(クリックで拡大)
平日なのに駐車場は多くの車 登山口 しばらくは沢沿いの穏やかな道

 暫く進むと、穏やかな道も終わり、急坂で歩き辛い登山道の連続となる。
 それでも明るい広葉樹の林は気持ちがいい。特にブナが密集したブナ林での休憩はとてもいい空気を吸っているようだ。
歩き辛い急坂が連続する 美しいブナ林で一息

 ブナ林を過ぎても暫く急坂が続き、やがて道が穏やかになり、今度は下りになり始める沢の音が聴こえてくる。
 眼下に荒菅沢が見え始め、見上げる急峻な山肌の山頂付近が目に飛び込んでくる。
 下りきると荒菅沢で爽やかな風邪を浴びて休憩となった。
更に急登が続く やがて前方が開け山頂付近が 涼しい荒菅沢で休憩

 しかし、このコースここからが難敵の急登がこれでもかと何度も何度も繰り返され、登りきる笹平までは我慢我慢の登りとなる。
荒菅沢から笹平までは厳しく苦しい登りの連続

 登りきると、遮るものが無い笹平に到着、ほっと一息の休憩場所。
 すぐ目の前に山頂が目に飛び込んでくるが、今日は天気が良く山頂の左後方に槍ヶ岳がくっきりと望むことが出来た。
やっと笹平に到着 笹平から観る山頂(左後方に槍ヶ岳) 丸印を拡大すると

 元気回復の後、山頂目指して笹平を進み、山頂直下の急斜面を登り、振り返る登山道が「美人の横顔」になっている登山道を見下ろし、その後方を見上げる妙高火打山や焼山望むことが出来た。
 ひと踏ん張りで登りきると突然山頂の一角へ、先ずは右にある北峰に登り、標柱のある南峰の山頂に向かった。
笹平を進む 山頂直下から笹平を振り返る 山頂北峰から山頂に向かう

 山頂には何組かの登山者が居たが我々が到着すると少しずつ下山し、直ぐに我々の貸し切りとなった。
 山頂からの眺めはは最高、360度の大展望はここまでの難儀な山歩きを忘れさせてくれる。
 西から南方向には白馬岳から鹿島槍ヶ岳、槍ヶ岳、穂高に至るまで、北から東方向には火打山、高妻山、戸隠、飯縄山等名だたる山眺め楽しむことが出来た。 この様な景色をおかずにする昼食は最高だった。
山頂到着
 大展望をおかずに昼食休憩 北峰と雲海、遠くに日本海 
白馬の山々を中心に北アルプスを 高妻山や戸隠の山並みが
集合写真(一班・二班)   集合写真(三班・四班) 

 昼食後記念写真を撮って下山開始。下山は登る苦しさは無いものの緊張の連続で慎重に下山した。
 メンバーの踏ん張りでほぼ予定時刻に無事下山することが出来た。メンバーに感謝感謝の山旅だった。
 下山開始  下山も慎重を強いられる 

≪今回出逢えた花々≫